ベトナム、バックパッカー一人旅2007
ベトナム、フエ
フエ、ヤギ鍋に感動
フエのビンジュオンにある食べ歩きMAPを参考にして夕食の予定をたてる。女将のおすすめはヤギ鍋である。美味いらしい。ヤギ鍋に決定した。※このヤギ鍋の店は歩き方にも掲載されているのだが、現在場所が移転して、全然違うところになっているので、ビンジュオンホテルの食べ歩きMAPで確認してください。
新しい、整備された住宅街を歩く。あまり観光客が来ない雰囲気の食堂や飲み屋が賑わっている。
日本語メニューがあり、ヤギ焼肉もあった。鍋に大盛り野菜、ラーメン、豆腐、ヨーグルト味のタレ、唐辛子。フェスティバルビールを飲みながら、鍋が煮えるのを待つ。
ヤギ鍋は、かなり美味かった。ダシが最高に美味い。日本の焼肉のタレレベルで、ジャパン好みである。ビール追加!!ヤギの肉は牛スジをさっぱりさしたようで、クセが無い。骨付きカルビだ。揚げ物など油が苦手なのだが、ヤギの肉は油分が少ないので、胃にも優しい。ラーメンも美味い。ダシも全部飲んで、2人前完食!普通の2人前でも、もっと食えると思った。野菜が大盛りやけど、煮えたら小さくなるので。また食いたい店である。ここは絶対オススメや!!
フエ最後の夜
夜帰宅すると、女将さんが蚊取りマットをくれた。「雨が降ったから、これを使いなさい」正直感動した。ここまで用意されているとは!気の利く宿やなあ。いい人そうな女将さんは「日本人は賢いですね」といってくれたのが嬉しかった。この宿の人はみんないい人やなあ。ビール2本持って部屋へ。明日のハノイの宿を決めなければ。
メールを確認すると、ハノイのゲストハウス2軒から返事が来ていた。シングル7ドルのダーリンゲストハウスは空き部屋があり、ハノイゲストハウスは10ドルシングル満室なので、友人のフレンドリー同料金宿を紹介します、とのことであった。空港からの送迎は両者とも同じ、で、7ドルのリアルダーリンに決定である。
メールでは、明日の到着に間に合わないかもしれないので、直接リアルダーリンに電話して予約した。携帯は便利である。そして明日早朝、携帯の便利さが身に染みるアホな事件が起こったのである。
雨がやんだので、テラスに出て飲んだ。ゴージャス部屋、ヤギ鍋でフエでの滞在を延ばしたかったが、飛行機なので無理や。こういうとき、定まった日程の短期旅行は不利である。自由がきかんし、移動にも飛行機などで金がかかる。
フエ、パスポート騒動
2007/5/5朝4時。雨音で起こされた。ザーザー降りで、うるさかった。また寝て、6:30に出発した。送迎が迎えに来たとき、サブバックをロビーに忘れそうになった。フロントの若者は眠そうだった。しかし、もっと大切なものを忘れたことに、誰も気付いていなかったのだ…
空港に着き、チェックインが開くのを待っていた。店もまだ開いていない。ベトナム航空のチェックインが開いたので、貴重品いれからパスポートを航空券を取り出そうと…あ!
パスポートを宿に帰してもらうのをわすれていたのだ!!ベトナムの宿ではパスポートを預けなければならない。すぐに宿に電話した。日本語の話せる人は出た。「パスポート忘れた!すぐ空港に持ってきてくれ!頼む!」「ごめんなさいね、ちょっとまってすぐいくから、ごめんなさい、待っていてください」
このとき、携帯を持っていて本当に良かったと思った。そして、パスポートを忘れたのが、ビンジュオンホテルでよかった、とも。携帯が無かったら、売店が開くのを待って、テレカを買って、歩き方を見ながら電話して…と、すぐに連絡できなかっただろう。
外でタバコを吸いながら待つ。外国人観光客がホテルの送迎バスで着た。ドライバーへのチップの渡し方がスマートやな、と感心した。そうして、パスポートを無事受け取った。