ベトナム一人旅2007
ホーチミン後半
教会が開くまでカフェで休憩した。ここの人は親切だったパッションフルーツジュース美味い。
このとき初めて外食したが、ここのカフェは高級であった。ジュース25000ドンだった。これは高いが当時は分らなかったのだ。
オープンカフェで、外の喧騒が聞こえない。ホーチミンよりハノイのが人多かったし、交通量も半端じゃなかったのだが。
今回は日程上、ホーチミンは1日だけにした。郊外へもいきたかったのだが。ホーチミン市内のメジャーな観光地は、徒歩で十分まわれる範囲である。
しっかし運転手の勧誘が熱心である。
パッションフルーツとは、日本で聞いたことはないので、それにしてみた。
サイゴン教会
あまり教会や寺院で写真をとるのは好きではないが、ステンドグラスがこう、ゴシック画像を作成するときのバックに使用できそうなので撮影した。ヨーロッパを思い出させた。美しい。私はいかなる宗教でも、教会や寺院仏閣に入るときは帽子は脱ぐことにしている。旅の無事を祈った。
ホーチミンの人気レストランQuan An Ngonの実態
ドンコイ通りでもらった、日本語情報マップに載っている「ナンバーワンオススメレストラン」に行くことにした。歩き方にも載っていた、「クアンアン・ゴン」という、屋台形式でオシャレで安いんですよ、というレストランである。
レストラン前を通りかかると、守衛の人が「どうしたんですか?」と、日本語マップを見ていた私に聞いたので、「クアンアン・ゴンはここですか?」と聞いたらそこだった。予想よりも高級そうな入り口であった。
店内は、客が多く従業員も多かった。賑わっていた。中央に建物があり、内部もテーブルで、その周りの庭にテーブルがあり、さらにそこを屋台形式の厨房が囲んでいるつくりである。
店内に入っても、それなりのレストランなのに誰も案内しに来なかった。それは良いとして、勝手に空いているテーブルに座ると、店員がよくわからん言葉で「一人ですか?ここはダメですよ」といわれた。そいつの指差す方向は、どうみても、客ではない、従業員のような人が飯を食っている、客のテーブルと違う家具の机だった。「?」
別の席を探そうとフラフラして、店員に自ら「一人ですが?」というと、イヤそ〜な顔をしやがった。なんやねん、この店わ?
そしてそいつは、入り口の机を指差した。とりあえず座ったが、他にも、奥に2人用の席はけっこう空いているのだ。入り口近くに、座らせんでもどうや?
手で握り締められた、水滴の付いた、ハシとオシボリがグチャグチャに無造作に置かれた。多くの客はグループであるが、日本人らしいオッサン、欧米系の若者、一人でいる客はいた。一人でもおるじゃないか。とりあえず、食うことにするが…
いつまでたっても、注文をとりにこないのだ。しかも、私の後に来店したベトナム人の若い女の子を連れた外人のオッサンには、丁寧にテーブルを案内し、オーダーを取るまで側で待っているのだ。
店員の数は異常に多く、手持ちぶさたにしてフラフラしているヤツも多い。しかし、誰もこっちを見ないのだ。呼ぶジェスチャーをしても、見ないのである。それは、意図的にすら見えた。…分ったよ。
「一人の客は、金にならん」「ショボいダサいヤツは、ウチのようなオシャレなレストランに似合わない」
一人の客は金にならんとは、飲食店を経営している知人が言っているし、納得できる。自分自身も飲食業やサービス業を経験しているので、ワシは客や!と威張ったりすることはできない。客の入りで従業員の給料が決まるのか?しかし、最初からのこいつらの態度は…
一瞬、「どうせこいつら共産圏のヤツやしなあ!」とか思ったが、さっきのカフェの可愛い女の子は、ベトナムの通貨に慣れてない私に、丁寧にお釣りを説明した。数え方を教えてくれた。そのカフェのスタッフは、全員愛想が良くて、親切だった。
そこまでして、ここで食う必要、ないやろ!!
まあ、ヨーロッパでも、どこでもあるやん。本当は貧乏じゃないけど、貧乏そうに見える小汚いバックパッカーを無視する店は!!
店を出た。守衛の人が「あれ?どうしたん?」というように見た。守衛の人は、いい人やな…このようなオシャレレストランで、食事ができなかったのですよ…
一人旅で、ショボい人は、是非、ここの店に行ってみてください!!
フォー24〜フォーのチェーン店
「フォー24」に行った。フォーのチェーン店である。店員は全員親切で、愛想が良かった。メニューの説明までしてくれた。
牛肉のフォーにした。薬味はタマネギ、ライム、モヤシ、葉っぱなど。フォー自体が薄味なので、調味料やら、チリソースをかける。マンゴージュースも頼んだ。
美味かった。この美味いには、店の雰囲気も入っているのだ。けっこうボリュームあった。汁も飲んだ。このフォー24は、あちこちで見かけた。
クーラーが効いているので涼しい。屋台や食堂より少し割高であるが、良い店だと思った。
ホーチミン〜ベンタイン市場
左:市場までの道のり、右:市場の外側
左:市場横の花屋。本物の花に見えたのだが、よく見ると全部造花であった。
市場には、食品、衣料、食べ物屋など、たくさんの店が出店していた。
ホーチミン〜屋台の準備
夕方、屋台用のテーブルや道具を運んでいる。すげー人、人。
ホーチミンの帰宅ラッシュ
ホーチミンの安宿街
左:デタム通り。カオサンほどの賑わいではない。右:デタム通りの横。宿が並んでいる。
左:その横の通り。旅行者向けのレストランやバーも多い。右:安楽寺。中をのぞくといきなり食堂があった。老人が「入れ」みたいなことを言った。
左:ブイビエン通り 右:夜のデタム通り
ホーチミンのバーより実況中継〜二階のナゾ
今、夜になったので、宿近くのバーで旅日記を記す。このバーは、普通のバーではないようなのだ。女の子の店も兼ねているようである。すっげーピンクのワンピースの一見若いけど、良く見たら年増なセクシーおねいさんが前に座ってカタコト英語で話しかけてきた。
「ジャパンですか?ホリデー?」「あなたの髪、ステキね」彼女の写真を撮らせてもらった。この衣装は貴重だ。「ビューティフルですよ!」嬉しそうであった。他の女の子にも画像を見せた。初めてデジカメ購入したが、その場で見れるので便利や。
若いギャル風の女の子が、どんどん店に来て、二階に上がっていくんやけど、二階にはナニがあるんやろう?いかにも、という服装である。ヘタに聞かんとこう。疲れているので、サイゴンビール2本で酔ってきた。なんか、妙に視線が気になる店やな。。。旅日記書くような店ではないんかもしれん。
外国人客相手に頑張っている女の子。女の子の料金が加算されるか不安だったが、飲み代は一部ハッピーアワーが適用されていた。飲食代のみだった。しっかし、二階にぎょうさん女性が上がっていったのだが、音が聞こえんし、何か予想できるようでよく分らんバーであった。
ホーチミン最終夜
露天で缶ビールを2本購入してホテルに戻った。冷たいのくださいといったが、1本しか冷えていなかったので、もう1本は洗面所で冷やすしかなかった。
宿は、携帯を充電すると、扇風機が止まった。今朝からエレベーターが故障した。部屋で飲む。窓から風が逆流するので、タバコの煙が充満してしまうのだ。
左:今回旅で初めて持参した「どこでもベープ」電池式の蚊取り線香である。これがまた、空港のセキュリティチェックにようひっかかるのだ。蚊にはさされなかったが、あったら便利やと思いました。これからも持参する。右:缶ビール「333」