ベトナム一人旅2007

ベトナムのバックパッカー一人旅の旅行記

ベトナム。正月にユナイテッドのマイレージがあったので、アシアナ航空で無料特典旅行を予約できた。その後、ナーバスになる出来事が起こり、ベトナムのことは忘れていた。2週間前になってガイドブックをやっとひらいたのだが、今回のベトナム一人旅は、今までのように楽しみではなかったのだ。やる気のない旅であったが、行くことにした。自分自身に気合を入れるためである。

旅行の期間が短期で限られているため、国内線を使用し、メジャーな都市しか行っていないのだが、ベトナム、すげー人が多かった。交通量が半端じゃねかった。インドより人多くね?かなり都市部はビジーであった。ここまでやとは予想してなかった。世界中から観光客が来て、観光地化され、町は整備されていた。観光については非常に便利で、苦労はしない。宿も多い。日本語の上手な人が多いので便利である。

日程的にハノイに3日費やしたのは無駄であった。ハノイに滞在することはもう無いであろう。今回の旅は新しいデジカメを買ったので、練習がてら田舎もんのカメラ小僧になって写真をとりまくった。無駄な写真も多いのです…

ベトナム一人旅のルート2007/4/29〜2007/5/7

ホーチミン→ダナン→ホイアン→フエ→ハノイ

ベトナム宿情報 | ベトナム旅情報

ベトナム、ホーチミン到着

2007/4/29関空発ソウル乗り換えのアシアナ航空で、ホーチミンに飛んだ。ソウルからホーチミン行きの機内は今まで搭乗した便の中で一番ガラガラだった。深夜到着ということもあるのだろう。0時ぐらいに空港を出た。

空港を出ると、宿の人が自分の氏名を書いた紙を持っていた。空港の周りは暗く、空港自体もショボいので、送迎サービスを頼んでよかったと思った。到着した観光客もほとんどいなかったからだ。ホテルの人がタクシーをチャーターして空港まで迎えに来たので、往復料金と考えて送迎代10ドルで納得できるな、よし。と。

部屋は一番安いシングル12ドルだ。5階で、大通りに面していない側だったので、静かだった。扇風機とエアコン、TVがあるが、エアコンのリモコンが無いので意味が無かった。まあ、エアコンは喉が痛くなるので、いらんけどな。夜中なので周りの店が閉まっている。シャワーも浴びずに就寝。

ホーチミン前半

ホーチミンのホテルのトイレホーチミンのホテルの朝食

宿の朝食は予想より豪華だった。パンが見た目よりかなりうまかった。飲み物はブラックコーヒー。トマトオムレツ、パン、バナナ。バナナがあったので嬉しかった。トイレの紙を入れる入れ物は、日本のものだったので驚いた。ベトナムにはけっこう日本の品物が多かった。

まず最初に、ベトナム航空の国内線を予約してあるスケッチトラベルに航空券をとりにいった。場所はドンコイ通りである。

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交通量の多さにびびった。危ないなあ…かといってタクシーやバイタクを利用する距離でも無い。町を見学しながら、ゆっくり歩いていく。ロータリーみてーなところ。どうやって渡るか悩む。信号のある安全策をとった。上奥は、ベンタイン市場。

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人民委員会の建物。ヨーロッパの建築物がたくさんあるので興味深い。ホーチミンは新しい街である。

ホーチミン〜ドンコイ通り周辺

市民劇場を目指した。バイタクの勧誘が多く、「コンニチワ」「タクシー」「オートバイ」かなり日本語で話しかけられる。けっこうしつこいなー。

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左:市民劇場、右:オープンまじかのグッチ

スケッチトラベルの人は、日本語ペラペラでダナン行きのリコンファームもしておいてくれた。路上のオバサンから水を買ったら500mlのミネラルが5000ドン(約45円)だった。少し高いなあと思ったが、喉が渇いていたので買った。このときベトナムで最初の買い物だったのだが相場が分らずにボラれていた。宿付近の店は3000ドンであった。

ホーチミン〜路上の動物屋、ペット用か?食用なのか?

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ベトナムには、絵画の店が多かった。統一会堂を目指して歩くと、路上で動物を売っていた。子犬やリス、鳥、亀、ねずみなどの小動物である。

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この動物はペットだろうか?食用だろうか?と疑問になったが、ペットらしく見えたのだが…?しばらく動物を観察した。ホーチミンで一番面白かったのは、この動物屋である。

ホーチミン〜統一会堂は電話だけおいてある部屋ばっか

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中に入場する価値は無かった。共産センスの建物は、ブルガリアのノボテルホテルを思い出させた。内装はたいしたことない。普通の事務机に電話が置いてある、おもしろくない部屋がたくさん続いて苦痛であった。団体観光客が多く、地下の狭い廊下はすし詰め状態であった。無理に見る必要は無し。

ホーチミン〜戦争証跡博物館。石川文洋氏の写真と言葉。

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博物館は日本語の案内書があり、展示の説明も日本語表記がほとんどあった。展示物は多い。写真、地雷、武器、戦闘機など。ここで、一番心に残った言葉と写真を一枚だけ、記録した。

左は、日本人の軍事写真家、石川文洋氏の写真である。タイトルは、「第3海兵師団”今日も無事でいられるように”」戦地で、従軍牧師と祈りを捧げるアメリカ軍である。全員熱心に祈っている。何を祈るか、それは全員、一つだ。

以下はこの写真の石川文洋氏の言葉

「どの部隊にも、従軍牧師がいて、水田山岳地帯、農村など最前線の部隊をまわっていた。戦争は一人でも多く相手を殺すことである。

だけど、自分は助かりたい。

このことを、神はどう考えているのだろうか」

説明のほとんどは日本語であったが、政治的なことや戦争の経緯は、理解できなかった。しかし、思た。人間は、死ぬのは簡単や、殺すのも簡単や。目の前の写真を見ると、生きているだけで、ありがたいと思わないかんと思った。

観光客は大勢いて、当然アメリカ人も多いのだが、彼らはどんな思いでこれらを見学するんやろう?と思ってしまうのである。

ホーチミンの町並み

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蒸し暑いので、食欲が無い、フラフラとロッテリアへ、ここのロッテリアは高級だったのだ。入り口にガードマンがおった。テロ対策だろうか?ロッテリアはアメリカ資本だったのか?そして、ライスとチキンとサラダの定食があった。今フライドチキン食ったら、胃がもたれてゲロはくことは分っていた。食欲が無いので、アイスコーヒーとサラダ。ホットコーヒーを作って、氷の入ったグラスに注ぐ。ベトナムのコーヒーはうまかった。

サイゴン大教会と郵便局

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教会は閉まっていたので、また来ることにした。右の構図がえーなーと思うのだが、十字架が切れていて残念である。マリア像と教会

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空が曇ってきた。途中でにわか雨が降った。空が晴れていたのできつねの嫁入りであった。どっかのデパートに入った。ゲーセンは子供で賑わっていた。クーラーが効いていて涼しかった。日本のような普通のデパートだった、特に変わったものは無かった。

デパートの玄関の道路にタクシーやバイタクが客待ちをしているのだが、多かった。玄関でタバコを吸って雨宿りしていると、隣にきて話しかけて「いらん」とゆうてもずっと隣におるからうざかった。

道を歩くと、しょっちゅう運転手の勧誘にあうが、ここまで勧誘の激しい国は初めてである。しかも、ジャパンを見抜くのがうまいのだ。

ベトナムの人々は、けっこーヤンキーであった。ポストカード売りのチビッコは、前髪長めの金髪メッシュである。後ろ髪が妙に長い子供も多い。アジアにしてはカラーリングしている人も多いのだ。人間の大きさは、小さかった。

ホーチミン〜ドンコイ通り

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左:オッサン「コンニチワ!オートバイ?オートバイ?」

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市民劇場前のヴィトン。ここらへんは高級ブランドショップが多い。日本みたいである。特に買い物に興味は無いのだが、買い物が好きな人は楽しいエリアやろう。ドンコイ通りを歩いていると、日本人の店の人にチラシと日本語地図をもらった。これは役立つ地図である。旅行会社の地図で、ハノイでも系列の店の地図を持っている人がいた。食堂とか店の現地情報が書いてあるので、もらう価値あります。

サイゴン川

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川の水は汚かった。対岸で工事をしている。

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そろそろ教会の開く時間が近づいた。ビールを飲んで休憩したいので、バーを探すが、無かった。レストランなど、メシ屋はあるのだが、あんまり休憩するような気軽なバーやカフェがないのである。

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