バックパッカー一人旅〜海外旅行記と旅情報

タイ・バンコク【カオサン通り】

チャン島→バンコク〜カオサン界隈

朝8時に乗り合いタクシーで港に向かった。待合のベンチにはたくさんのタイ人観光客がいた。緑のチャン島に別れを告げ、フェリーに乗り込んだ。
行きと同じタマチャート船着場に着いた。ここから直接バンコクに行く大型バスが昼に1便出ているのだが、出発まで大分時間があったのでトラートまで行き、そこからバンコク行きバスに乗ることにした。親切な女の子がトラート行きの乗合ソンテウを教えてくれた。そのソンテウは私が乗るのを待っていてくれたらしかった。途中で二人乗りモトバイと衝突した。が、モトバイは無事でソンテウの運ちゃんが怒っただけで済んだ。
トラートは地方都市で面白そうに見えた。トラートからバスで安くカンボジアに行くことも考えたが、旅程が短いので、無理をせずバンコクから飛行機でシェムリアップに行くことにした。

バックパッカー一人旅のタイ旅行情報カイベービーチ→アオ・サパロット港:乗り合いソンテウ10BT
チャン島→タマチャート船着場:フェリー30BT
タマチャート船着場→トラート:乗合ソンテウ30BT
トラート→バンコク東バスターミナル:エアコン付バス279BT(ドリンク、スナックサービス有り)

バスはエアコン付でドリンク・スナックサービスもあり、快適だった。ビデオ上映もあったが当然言葉が分からない。居眠りしたり、隣のタイ人青年と話したりして、退屈tせずにバンコク・東バスターミナルに到着した。

エカマイ駅からBTSでチャオプラヤー川沿いのサパーン・タークシン駅下車。2年前初めてバンコクに来てボートが気に入ったので、涼を取る為にも、水上を移動することにしたのだ。
座った座席の位置を失敗して、西日がモロ顔面を照らしたが、バンコクの風景は懐かしかった。

バンランプー駅で下り、宿探しが始まった。ワット・チャナソンクラム周辺には外国人観光客ばかりで日本人も多かった。お洒落なカフェも多い。幾つか目当ての宿の前を通ったが、騒がしそうで、大規模で団体がチェックインしていたので止めた。噂に聞いたことのある、カオサン入り口付近の日本人宿トラベラーズ・ロッジに行ってみた。
大通りに看板があったのですぐに見つけることができた。ドミ60BTで混んで無く、スタッフの女性が良かったのでここに決めた。ここに決めたもう一つの理由は、旅人と話したかったからでもあった。日本で普通の会社員に戻ってからは旅人と話す機会など当然無かったし、つかの間の旅人生活でも、あのときの感覚に戻りたかったからである。

タイ・バンコク【カオサン通り】部屋に荷物を置いて1階の食堂に降りると、外で宿泊客が二人ギターを弾いていた。見るからに、一人の30代男性はいかにも長期滞在者らしい風貌だ。
互いに挨拶を交わし、屋内禁煙なので私も隣に座ってタバコを吸った。30代男性は半年バンコクに滞在していた。
「どこから来たんですか?」
もう一人の若者が聞いてきた。チャン島だと言うと、彼も最近チャン島に行ったが、どうしても好きになれなかったと言う。物価が高かったのと、意外にツーリスティックだったので興ざめしたのだとも。
私も正直彼とほぼ同じ意見だった。チャン島は期待通りの島では無かった。が、海も空も緑も美しかったし、島民は親切で正直で、静かなビーチも見つけたので、宿代が500BTでもかなりリラックスできたので良しとした。

バンコク・カオサン〜雰囲気のいいバー発見、ビール飲みまくる

タイ・バンコク【屋台メシ】彼らと話した後、カオサン散策に出かけた。ここは初めてなのだが、ここまで外国人だらけだとは思っていなかった。宿、土産物屋、露天、カフェ、ドレッド屋、、、色んな店が両脇に並び、店の人以外は全員外国人旅行者だった。
そのため商品の値段は高めだった。
路地を抜け、トラベラーズ・ロッジで貰った地図にある、ランブトリー通りの屋台エリアで食事した。ポークと野菜のピリ辛炒めぶっかけ飯25BT。すごく美味い!日本語メニューがあるので便利だ。トム・ヤン・クンも試す。エビが品切れだったのでポークにした。これもいける。汗をかきながら全部平らげた。

腹いっぱいになったので ワット・チャナソンクラム周辺に飲みに行くことにした。

寺院横のセブンイレブンの前で、190cmくらいはありそうな白人男性がパンツ一枚で横たわっていた。死んでいるのだろうか?ホームレスが彼を揺さぶっても反応は無かった。ホームレスのおっさんは首を横に振って「ダメだ」というジェスチャーを私によこした。多分ガンジャなどでラリって、身に着けているもの全て強奪された旅行者であろう。次の朝、確認に行くと彼はそこにはいなかったが。

寺院周辺はカオサンより落ち着いていた。小さなCDショップもあるバーを見つけたので、そこでビールを飲んだ。前回のタイ旅行で氷にあたった苦い経験があるので「グラスには入れないで下さい」と言うのも忘れなかった。このバーは一人でも静かに飲めるので、次回また来ようと思った。

露天で値切って幾つか土産を買い、宿に戻って食堂でまたビールを飲んだ。オーナーと少し話していると、他の宿泊客が数人出てきた。飲みに誘われたが、明日早い出発なので断った。
少し酔ってきたので、宿の屋上テラスに上がった。クラブから流れる音楽、車の音、人々の声、喧騒。月並みの言い方だが、眠らない街バンコクがそこから見えた。

バンコク・カオサン〜カンボジアに出発!

タイ・バンコク【屋台の朝】5/5朝、昨夜の屋台に朝食を食べに行った。そこはまだ開いていなかったので、隣の屋台でココナッツ・カレーを食べた。おかずが並べてあるので、指差して選べた。おばちゃんは目玉焼きをサービスしてくれた。

空港バスまでまだ時間があるので、ワット・チャナソンクラムに行った。朝から熱心にたくさんの人達がお参りしている。
私は旅ではいつも、旅の初めに無事を祈ってその国の寺院や教会にお参りするのが習慣だ。早速線香を購入して仏陀に手を合わせた。寺院内を見学し、宿に帰った。

90BTでピックアップサービスを頼んであるので、宿の前で待っていればよかった。宿泊客の一人と中東の話しをしていると、迎えがやって来た。迎えに来たのは、自転車に乗った子供だった。皆と別れの挨拶をし、子供と二人乗りして空港バスが来る旅行会社に行った。
渋滞も思ったより酷くなく、スムーズに空港に到着した。
いよいよ、カンボジア・アンコール遺跡に出発だ!

<<TOP>>

<<BACK チャン島 NEXT アンコール遺跡>>