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タイ・チャン島
スターアライアンスでマイル特典航空券が取れたので急遽GWにタイ・チャン島とカンボジア・アンコール遺跡とシェムリアップに行った。
ガイドブックには"秘境・バックパッカーアイランド"と書かれているチャン島。トラート空港もオープンし、2005年5月果たしてその実態は?!
そしてビックリ?! ここチャン島には数多くのリゾート&ホテルが存在?!
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チャン島・ホワイトサンドビーチ〜秘境のハズ…はただ今開発真っ只
2005/5/1
バンコクからバンコク・エアウェイズでトラートへ。乗客は欧米系の家族連れ、カップルしかいない。トラート空港は新しく、民族調でリゾートっぽかった。空港からチャン島までは観光客用の割高なミニバスしか交通手段は無かった。右:タマチャート港
タマチャートからチャン島行きのフェリーに乗った。午後7時過ぎ、島に到着。ミニバスの運ちゃんに、White sand beachの適当な所で下ろしてもらう。
セブンイレブン、中・高級ホテル、レストラン、インターネットカフェ、さまざまな店が並ぶ明るいメインストリートは、バリバリ観光地であった。
宿を探すも、どこも満室。親切な地元の人が知り合いのバンガローを当たってくれたが、ここらへん一帯は全てフルとのことだった。
しかし、今回は知人が一足先にここに来ていたので、無事コンタクトをとることが出来、彼女の厚意で海沿いの高級バンガローKC GRANDEのWルームに泊めて頂けることとなった。
今回の旅で初めて海外使用可能な携帯を持って来たのだが、本当に携帯のおかげで助かった。
ホワイト・サンド・ビーチは凄く賑やかなところだった。砂浜にはお洒落なレストラン、バーが並び、観光客でどこもいっぱいだ。殆どがタイ人の家族連れ・カップル・若者グループ・白人男性とタイ人女性のカップルで外国人は皆無だった。
二人で音楽がガンガン鳴り響くバー&クラブでファイヤーダンスを見学した。定番ソング♪”ファイヤ〜〜!!”
 正直ここは一人では苦しいな、と思った。一人でいるバックパッカーらしき人がいないのである。皆グループで、自分が思い描いていた”何も無い南の島”では無く、”便利で賑やかなリゾート地”だったからだ。物価も意外に高かった。
ねえさんは明日帰国なので、次の日は南下して静かなビーチを探すことにした。
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トラート空港→チャン島・ホワイトサンドビーチ:ミニバス(フェリー代込み)220BT。空港からの移動手段はミニバスのみ。ホワイト・サンド・ビーチ…海沿いの宿は高い。道路側に400BTバンガロー(ここでは安い方)あるがどこも満室。観光客が多いので常に満室らしい。物価は高い。
チャン島拡大MAP
ホワイトサンドビーチ詳細MAP
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チャン島・カイベービーチ〜白い砂浜、ヤドカリくん…緩やかな時流を求めて〜
5/2
帰国するねえさんを見送り、KC GRANDEの豪華朝食ブッフェまでご馳走になって、私は ”誰もいない砂浜と安宿”を探しに出発した。とりあえずカイベービーチに行ってみることにした。
朝早くから、ホワイトサンドビーチはタイ人ファミリーで大賑わいだ。須磨海岸状態である。宗教上の理由だろうか、小さな子供を除いて、皆水着の上に服を着たままで海に入っていた。
バックパックで日本人一人ビーチ沿いを歩くのは、非常に目立った。
しばらく歩くとホテル建設中で砂浜が途切れたので、メインストリートに移動した。
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 メインストリートにも沢山バンガローが建っていた。やはり海沿いよりは安かった。バンガローをチェックしながら1時間半歩いて南下し、途中商店でコーラを飲み一服した。
商店のおばちゃんが「タクシー、タクシー」というので、50BTで買い物に来たおばちゃんの即席バイタクにカイベービーチまで連れて行ってもらった。
ここも宿の値段は高く、結局静かなビーチに面した500BT木造バンガローに決めた。
島を取り囲むメインストリートには、コンビニや土産物屋、レストランもあった。土産屋のビーサンは言い値200BTで値切っても175BTにしかならなかったので、コンビニで69BTのビーサンとビールを買って海に行った。
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ホワイトサンドビーチの喧騒と正反対で、カイベービーチは落ち着いていた。バンガローが立ち並び、宿泊客はいるのだが、ビーチに人影は無かった。木陰で読書する欧州マダム、チビッコ数人だけだ。バーやレストランも無い。ここはタイ人家族が殆どで、後は欧州の年配夫婦・家族連れだった。
椰子の実が転がる白い砂浜を歩き、もっと静かな場所に移動、マングローブの木の側で日光浴することにした。しばらくすると欧米女性が日光浴に来たが、観光客数人と商売っ気の無い土産売りの子供が一組通っただけで、しばらくはビーチで寝転んでいるのは私と犬だけだった。
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ビールを飲み干し、腹が減ったのでレストランでスキヤキ(左画像)という名前のヌードルを注文。見た目は豚骨スープに紅生姜色だが、味は甘かった。が、やはりタイである。美味かった。次の日はエビのカレー風味ぶっかけメシを食したが、これもいけた。
そのレストランは流木を利用したオープンテラスで、のんびりだらだら出来たので2日間通った。
隣のテントでマッサージを受けている人、レストランで昼寝する人、スタッフのギターをBGMに、そこにはタイの時間がゆっくりと流れていた。
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カイベービーチは遠浅である。昼頃から引き潮なので更に浅くなり、砂浜にはたくさんのヤドカリの巣穴が見られた。
浅瀬を歩いて向こうの無人島まで行ってみることにした。海水は温かく、特に沿岸部では熱いくらいだ。
海では地元の人達が貝を採ったり、珊瑚の調査をしていた。目をこらすと稚魚の群れがきらきら光るのが見えた。島に近づくと珊瑚礁になった。茶色の藻や苔だらけだったので、ここでダイビングをするのは止めようと思った。海水の透明度も高くは無い。
無人島からは、カイベービーチがよく見えた。たった一人で小さな無人島にいるのはとても嬉しい体験であった。
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ホワイトサンドビーチ→カイベービーチ…地元おばさんバイタク50BT
カイベービーチ→アオ・サパロット港…乗り合いタクシー10BT
カイベービーチ…ホワイトサンドビーチより人が少なく落ち着いていて、宿泊費、物価も安め。遠浅の白い砂浜が続く。夜のビーチは真っ暗で静か。メインストリートにコンビニ、レストラン、インターネットカフェ等旅行者向けの施設も揃っているが地元の人が利用する商店、市場、屋台もある。交通手段は乗り合いタクシーかレンタルバイク。
詳細MAP
海沿いバンガロー…木造、ファン・蚊帳・水シャワートイレ付500BT。レストラン・売店併設。いろんな種類のバンガローがあり、エアコン付、きれいなバンガローは700BT以上。山側メインストリートには300BTバンガローがある。海側は高い。泊まれないということは無い。
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