スロヴァキア東部へ。予想より都会で交通も便利だった。チェコに比べると観光地は地味な印象であるが、 拷問博物館・牢獄充実度は最高の国!物価は上昇中。
東ヨーロッパ情報 旅のルート オーストリア・ウィーン→コシツエ→プレショフ、バルデヨフ→レヴォチャ、スピシュスカー・カピトゥラ
→リサ・ポラーナ→ポーランド・ザコパネ
コシツエ〜地下牢に残る、囚人の骨
2004/8/17
ウィーンから夜行バスで早朝コシツエ到着。公園でキムチハウスのママさんがくれた巻き寿司を食う。街は出勤ラッシュで道路は混んでいた。館の屋根、教会はルーマニアに似ていて、ブラチスラヴァとは違っていた。スロヴァキアだけにいえることでは無かったが、初めて訪れた3年前よりも、東欧の物価は上昇していた。スロヴァキアは東欧では安いほうだ。最新版のロンプラも追いつかないほどだった。
ここにも牢獄があった →詳細は<<TORTURE>>へ。
プレショフ〜ワイン博物館の足枷骸骨
プレショフは新しい街だった。駅前に大型チェーン店スーパー、公園と教会をとり囲んで家が立ち並び、街を形成していた。中華ブッフェで昼食。東欧の中華は美味い・安い。ロンプラ掲載の一番安いペンションを訪ねた。街外れの静かな場所で、部屋もキレイでここに2泊することにした。
荷物を置いて観光開始。道には流しのトランペット奏者もいた。教会を見学後、ワイン博物館に行った。英語ガイドが説明、地下のワイン蔵には日本の物もあった。そして壁に妙な隙間があったので覗くと、なぜかそこの一角に足枷をした骸骨が鎖で吊るされていた。ガイドに聞くと、これは贋物の骸骨だった。
バルデヨフ〜城壁に囲まれた街
2004/8/18
プレショフからバスでバルデヨフ日帰り。城壁に囲まれた、世界遺産の街である。小さい街で、観光は3時間で終わった。この厚い城壁に、鉄格子の戸の跡が残っていたが、牢獄かは判別不可能であった。スロヴァキアをほぼ極めた感があった。
レヴォチャ、スピシュスカー・カピトゥラ〜丘に佇む巨大な城
2004/8/19
レヴォチャは城壁に囲まれた小さな街で、特に見所は無かった。街の中より外からの城壁と門の眺めが良かった。祭りの準備をしており、中心に教会が建つ広場ではステージを設置していた。 右:レヴォチャ。街を立派な城壁が囲んでいる。
そして、スピーシュキーホドラディエに向かう。バスは林檎の木が並ぶ、真っ直ぐな道を走った。そして、感動した。突然スピシュスカー・カピトゥラ城が現れた。とても巨大で、小さい山のようだった。
城下町スピーシュキー・ボドラディエのインフォメーションでペンションを紹介してもらった。 宿に行く途中で乳母車に乗った子供がバクシーシを要求してきたので驚いた。ペンションはプール付で手入れされた中庭が美しく、これで350sk(\1155)は安かった。部屋もキレイで人も親切だった。
城までの道のりは遠かった。丘を登り、草の中城の周囲を1周した。中はがらんどうで、小さい博物館があり、拷問具や昔の道具、武器が展示。城からの眺めは素晴らしく、風が気持ちよかった。 |