ハンガリー共和国
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2002年春に2ヶ月間オーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ドイツ、イタリアを旅しました。当時は旅の記録を全くつけていなかったので、画像を中心に記憶を頼りに心に残ったエピソードを記載します。
旅のルート
オーストリア・ウィーン→ブダペスト、センテンドレ、ヴァーツ→エゲル→バラトンフレド、ティハニ→ショプロン→オーストリア
国際学生証作成…デアーク広場付近のVISTA TRAVEL地下1階で作成可能。写真要。2004年現在可能。パスポートと顔写真が必要。東欧で必要性はほとんど無いのですが、西側に行く人は取得をすすめます。過去2回VISTAで作成。
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ブダペスト〜東ヨーロッパの旅、始まる
2002/5/11
オーストリア・ウィーンから電車でブダペストへ。まず聖イシュトヴァーン大聖堂からブダペストの街を眺めた。
初心者パッカーなので宿は歩き方に掲載のミュージアム・ゲスト・ハウスへ。当時はドミ1000円くらいだったと思う。アパートの中にあり見つけにくかった。スタッフの親切な青年が天使のように美しかった。
まずここで最初にしなければいけないことは国際学生証作成だった。今回の旅で最初をブダにしたのはその為である。
ブダペストの最初の印象は、ウィーンに比べてゴミゴミしていると思った。気のせいでは無いが、人々の視線も西欧に比べて気になった。一部の商店のババアに完全に無視された。しかし、愛想の良い人もいたのでいちがいには言えない。
物価はやはり西欧より安いので昼からバーでビールを飲み、小奇麗なレストランで腹いっぱい食事をしても400円ぐらいだった。 |

聖イシュトヴァーン大聖堂から見た街

王宮の丘から見た対岸

ヴァイダフニャド城
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眺めは抜群

ローマ軍の円形劇場跡

市民公園の教会

最後に皆で記念撮影 |
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右:英雄広場
有名な見所を観光。
国立美術館、西洋美術館、現代美術館は見ごたえ有り。この時をきっかけに現代美術に興味を持った。
他にはくさり橋、王宮(王宮地下洞窟に行きたかったが入れなかった)、マーチャーシュ教会、軍事歴史博物館、リスト博物館、教会などを見学。
宿でセムレー山鍾乳洞ツアーに申し込んだ。狭い岩の間をくぐったり、よじ登ったりと、かなりハードでしんどかった。
後に日本人青年が宿に来た。彼は医師国家試験に落ちたので旅に出たとか。なんでも就職しやすいからという理由だけで医学部に入ったと言っていた。アウシュヴィッツに行くらしかった。
ヴァーツ〜牢獄見学
右:街並み
右奥:監獄。見学不可能(今考えると当たり前)でガッカリ…
ブダペスト郊外ヴァーツへ日帰り。目的はガイドブックの地図に載っていた監獄見学であった。
外観は普通の四角い建物で、特に面白くはなかった。緑の丸い植え込みがある中央広場が綺麗だった。
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センテンドレ〜小さい美術館・ギャラリーが多い日帰り観光地
ブダペストからHEV(郊外電車)でセンテンドレに行った。ここは小さい美術館やギャラリーが多く、観光客で賑わっていた。お菓子博物館、教会を見学。 |
エゲル〜初めてプライベートルームに泊まる
2002/5/16
電車で東部エゲルへ。駅からの道を間違えて彷徨った。途中に「ZIMMER FREI」と書かれたプライベートルームの旗を見て安心した。
城近くのプライベートルームをあたる。初めてのプライベートルームだったのでこの宿は非常に思い出に残っている。まず、重い木の門を開けた。目の前に更に鉄格子があり、3匹のシェパードがワンワン吠えた。犬の鳴き声でおじいさんが出てきた。
「こんにちわ。部屋ありますか?」
丸暗記したドイツ語で尋ねてみた。通じたので嬉しかった。今回のオーストリア・東欧旅行に備えてNHKのCDでドイツ語を勉強した甲斐があったものだ。大柄なおじいさんはニコニコして手招きし、鉄格子の外にある入り口から二階の部屋に案内した。
部屋はオレンジ色を基調とした、元子供部屋だったような雰囲気だった。隣はおじいさんたちの寝室らしかった。
ここのおばあさんはかなり可愛らしかった。色白で上品なプラチナ・ブロンド、いつも笑顔で赤と白のストライプのワンピースが似合っていて、おじいさんとお似合いの老夫婦であった。朝には牛乳とビスケットをくれた。
エゲル城詳細は<<TORTURE>>へ。右:エゲル城
バラトンフレド、ティファニ〜バラトン湖の辺でハンマープライスを見る
2002/5/17
バラトンフレドに到着したのは夕方だった。駅前にプライベートルームの客引きが一人だけいたので値段交渉し、連れて行ってもらう。
部屋は、超豪華だった。確か1000円ぐらい。バス・トイレ付、ベッドはWでフカフカ、プチホテル並みだった。
船でティハニも行った。
バーのTVでハンマープライスをやっていた。日本と同じようなスタジオで、賞金は3000円くらいからだった。これをきっかけに海外でTVをつけるとハンマープライスが必ず映るという現象が起こり始めた。
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プライベートルームというよりプチホテル |
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ショプロン〜オーストリア国境近くの街
2002/5/15
ハンガリー最後はオーストリア国境近くのショプロン。宿探しに苦労したのを覚えている。夕食は宿のレストランで取ったが、スープが塩辛かった。
ショプロンは街歩きが楽しい、趣のある街だった。
どこか忘れたが、特急に乗る時乗車券だけで特急券を買い忘れて乗ってしまったが、車掌が全く英語が通じなかったので、ガイドブックの会話集で「無くしました」を指差した。
すると何も言われず、金も払わずに済んだ。 |
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